2004年12月20日
なかなか返事が来ないので、再度前回と同じ内容をメールしました。
2004年12月21日
出品者『交換というならかまいませんが。メーカーは当方のオリジナル商品です。』
|
解説
出品者の対応の遅さにムカムカしてる心理状態ですのでこの時点ですでに少額訴訟の書類をほとんど作成済み
オークションの評価欄で犬の遠吠えしてもキーボード打つだけ時間の無駄ですから。
相手の住所氏名が特定できていることが前提です(このページ末尾参照)
費用は今回5万円以下ですので印紙が500円
郵便切手が3,500円くらい。この費用も当然相手に請求します。 |
2004年12月21日
私『おはようございますEdyeです。
左ハンドル用がありそれと交換と言うことでしょうか?
そうであれば交換お願いします。
到着次第、返送いたします。
発送日等のご連絡お待ちしています。』
2004年12月22日
出品者『すいませんミラー自体左・右共通となっています。』
|
解説
さっさと先方に電話すれば?と思われる方もみえると思いますが、証拠のためにメールでやり取りに徹します。
電話ですと、言った、言わないの水掛け論。
録音テープは書面に書きあらわす必要があり面倒ですし、都合の良いように編集した、と言われる可能性もあり。
商品説明、メールは証拠としてプリントアウトして提出します。
そのために常に礼儀正しい文章を心がけます。 |
2004年12月22日
私『ご返信ありがとうございます。
左・右共通とのことですが、下記画像の通り明らかに届いた物は右ハンドル専用設計の物です。
http://mercedesbenz.gooside.com/mirror.htm
当商品が左ハンドル車でも使用できると主張され、当商品が貴社オリジナル商品と言うことであれば製造物責任法(PL法)の対象に当たると思います。
@ 設計上の欠陥
製造物の設計段階で十分に安全性に配慮しなかったために、製造される製造物全体が安全性に欠ける結果となった場合。
左ハンドル車で使用できるものがないのであれば、速やかに返金を希望します。
金額については被った費用も一部補填していただきたいと思います。
お返事をお待ちしております。』
|
|
2004年12月22日
私『おはようございます、Edyeです。
お互い少し誤解があるかもしれませんので再確認させていただきます。
下記の『ミラー自体』と言われるのは鏡のことでしょうか?
もしそうならば、1番大きな部品であるカバー(ケース)はどうなのでしょう?
カバーが左右大きく形状が違うので、カバーの左ハンドル用があれば
使用できると思いますが、いかがでしょう?』
|
|
2004年12月22日
出品者より電話あり
商品を取り付けるのに加工が必要なのは当然である。
加工をしてあるから交換、返金には応じられない。
加工についてはパテを盛ったり、削ったり簡単である。
自ら取付けず業者に依頼すべきだ。
などと矛盾する内容であり、また商品は「エアロ」と銘うってあり、レースカーを例え、後ろが見えなくて当然である等説明をした。
本商品には「エアロ」などの銘は無く、さらに当方はパテを盛るなどの専門技術もなく、加工が必要という商品説明も無い。ましてやレーサーでもなく一般公道を走るユーザーである、と反論した。出品者は製造元と相談し、後日改めて回答するという結論になった。
|
解説
名誉毀損だとか、脅迫だとかテープに録音してる、なんて言われちゃいました。
商品を持ってくれば加工するとも。
こっちへきて加工してくれって言ったら交通費をみろだって。
自分の無理なこと人に言っちゃダメですよね。
電話ではお互い感情的になりますのでやはりメールがいいですね。
|
2004年12月28日
私『○○様、先日(12月22日)はお電話ありがとうございました。
今後は後日の証のためメールにてご返信願います。
さてお電話で製造元と検討するとの事でしたが、1週間経過してもご連絡がありません。
当方も必要で購入した物です。
左ハンドル車で正常に使用できる物との交換ができないのでしたら、別途、他店で早期に購入したいと考えています。
今回の商品は明らかに右ハンドル車用であり、売買の目的物に一見して分からないような瑕疵と錯誤、および消費者に専門技術を要する説明もなき商品であるため、あらためて商品代金17,900円、送料700円振り込み料300円、合計18、900円の返金を要求いたします。
つきましては、2005年1月6日(月)までに下記の私の口座へ振り込み返金をお願いいたします。
返金確認後、右ハンドル用商品を送料着払いにてご返送いたします。
期日までに返金なき場合、法的手続きをとらざるを得なくなりますので
ご了承ください。
〔振込み口座〕
○○銀行○○支店』 |
|
で、28日に再度電話があり、年内に返金するとの回答がありました。 |
|
2004年12月31日
私『○○様、私の記憶が正しければ、年内に返金して頂けるとのことでしたが今日現在未だに返金がありません。
念のために用意した書面を添付します。(ワードのファイルです)
なお善良な納税者として○○税務署へ○○氏がネット販売での所得を申告しているかどうか手紙を送る予定でもあります。
もしお返事があれば、必ずメールにてお願いいたします。
Edye』
|
解説
28日に電話にて年内に振り込むと連絡があったんですが、最終営業日の30日になっても振り込まれず、メールにて裁判所へ提出予定の書類を添付、おまけに余分な文章も付け加えました。(実行する予定でした)
そして、2005年1月4日に返金完了しましたので5日に返送いたしました。 |
2005年1月6日付け中日新聞に大変興味深い記事がありました。詐欺にあった場合でも銀行・警察はプライバシーの保護だか守秘義務なんだか知らないけど住所等を教えてくれないんですよ。公の安全より犯罪者のプライバシーを優先するようです。
『氏名住所不詳でも提訴OK』
振り込め詐欺(おれおれ詐欺)被害者が金を取り戻そうと、振込先に指定された片仮名の口座名義人を相手に提訴したところ、富山地裁が「被告の氏名や住所を特定していない」と”門前払い”した裁判で、名古屋高裁金沢支部は、地裁が出した訴状却下の命令を取り消す決定をした。安江勤裁判長は「裁判所が銀行に照会すれば、漢字氏名や住所が明らかになると予想できる」とし「被告の特定が困難な事情があり、原告が特定のため努力している例外的な場合には、裁判所から銀行への照会することなく直ちに訴状を却下することは許されない」とした。原告側弁護士によると、こうした高裁判断は初めて。
|